女性におすすめ!「気」と「血」の巡り改善で体が楽になる!
駆け足で通り過ぎた秋。雪がちらつき、気温の低い日も多くなりました。
朝晩と日中の温度変化のあるこの季節は、自律神経が乱れやすい季節でもあります。
自律神経は、体の中の自分の意志とは関係なく働くもの(内臓を動かす、血液を流す、栄養を吸収するなど)すべてをつかさどっています。この自律神経が乱れると、からだの様々なところに不調があらわれてきます。
発症しやすい症状の一つで気を付けたいのが、
①「冷えのぼせ」
手足は冷えているのに、頭や顔が火照ってしまう状態で、
ときには、頭痛・めまい・発汗・寝つきの悪さ・生理痛・生理不順などをともなう場合も。
この症状の多くは、更年期の女性に多くみられます。
更年期とは、老化のはじまりであり50歳前後と思われがちですが、
中医学では35歳から症状が現れ始めるといわれています。
女性のからだは、7の倍数で変化し、35歳から老化のはじまりとされます。
つまり、35歳を過ぎたら「更年期対策」をしていく必要があるのです。
そこで
更年期対策におすすめなのが・・
「杞菊地黄丸」
冷えのぼせは、からだの潤い分が不足し熱が上に集中するために上半身が火照り、それに加え「気」とよばれるエネルギーが停滞することで、気が巡らず、手足の末端が冷えてしまう状態。
改善には、陰を補い、気を巡らせ、血の巡りをよくすること。
これに適しているのが「杞菊地黄丸」。
更年期症状の多くは、これで治まることも。
そして、学生から40代の女性まで幅広い年齢で悩ませれているのが
②月経前症候群
月経開始の3~10日くらい前から
・乳房が張る ・頭痛がする
・下腹部膨満痛 ・むくみ ・のぼせ
・イライラ ・憂鬱 ・体重増加
・肌荒れ ・不眠
など精神的、身体的症状があらわれます。月経開始とともに減退もしくは消失していきます。
これは、女性ホルモンの乱れだけでなく、血液不足や血糖値低下なども関係しているといわれています。通常なら、脳へ供給される血液が、月経前になると子宮へ集中し、月経開始で外に放出されることで、
脳への血液供給が低下してしまう、つまり血液不足が症状を引き起こす要因の一つなのです。
そこで、血を補い、気(生命のエネルギー)の巡りを整え、精神を安定させてくれるのが
「逍遙丸」
そして最後にもう一つ。
③不妊症
10年前までは10組に1組だったのが、最近は6組に1組が治療を受けていると言われている不妊症。
不妊の原因は、さまざまな原因が考えられますが、体の冷えも原因の一つです。エアコンの利きすぎた室内や、冷たい飲み物の摂取により、体は冷え切っていませんか?
鳥は、卵を自分の体で一生懸命あたためてふ化させます。人間も同じです。あたたかい体でなければ赤ちゃんを育てることができないのです。体が温まることで、婦人科系の働きを活性化されていくのです。
そこでおすすめなのが、
「婦宝当帰膠」
これに含まれている「当帰」は、中国で昔から「女性の宝」として重宝されている生薬。
昔、婦人病にかかった女性のもとを夫が去って行ってしまった。女性は早く治さなければと思い、山で薬草を見つけ飲んだ。すると、病はすっかり治り、さらに以前よりも美しくなった。それを聞きつけた夫が女性のもとに帰ってきた。というストーリーがある「当帰」。
女性の健康と美容に欠かせない生薬として知られるようになりました。
「婦宝当帰膠」で良質な血液を補い、血流を改善することで、冷えを改善してはいかがですか?
今回は、3つの漢方を紹介しました。
女性は、男性に比べたくさんの血液を必要とします。血液不足は、精神的・身体的にたくさんの不調をもたらします。
からだの不調があらわれたら、まずは気軽にご相談ください。
相談・お買い求めは、類家メディカル調剤薬局まで。